全国新酒鑑評会は令和2酒造年度に製造された清酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もっては清酒の品質及び製造技術の向上に資するとともに、国民の清酒に対する認識を高めることを目的としています。現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会であり、製造技術と品質の向上に果たす役割は極めて大きいものがあると考えています。(独立行政法人 酒類総合研究所HPより)
日程:予審 令和3年4月20日~ 決審:令和3年5月11日~
出品点数821点。入賞酒413点 うち金賞酒(入賞酒のうち特に成績が優秀と認められた出品酒)207点
弊社の出品しました「流輝 純米大吟醸モルフォ」が金賞207点の中に選ばれました。
弊社としては17年ぶり(私が酒造りに携わって15年にして初めて)金賞に選ばれました。
800点中の200点。確率的にはそれほど難しくなさそうですが、やってみると本当に難しいです。過去の成績は
平成22年(2010) 入賞(大吟醸酒)
平成24年(2012) 入賞(大吟醸酒)
平成29年(2017) 入賞(純米大吟醸酒)※この年から純米大吟醸で出品し始めました
3~4年に1回入賞には入っていましたが、今一歩で金賞に選ばれることがありませんでした。
純米大吟醸に変えたことで金賞をあきらめて出品しない年もありました。
実は昨年も良い酒が出来ていたのですが、若いスタッフと袋吊りしたところ、吊る時の縛り方が甘く、2体ほど落っこちて流れをふさいでしまい結果的に失敗してしまうトラブルもありました。
昨年の失敗が今季の結果につながったのかも
長く続ければ振り向いてくれるものですね。
来年はこれがラッキーパンチにならないよう、2年連続受賞目指して気合入れて臨みます